雄島まつり

毎年4月20日は「雄島まつり」の日。
朱色の橋が掛かる美しい神秘の島「雄島(おしま)」のお祭りで、1200年以上の古い歴史があるそうです。

そのお祭りに、今年もソニョーポリから4人が参加しました。
今年で3回目の参加となるシェフの剛司さん、横田農園の横田くん、そして、お祭り初体験のスタッフの高桑くん。もんぺ姿がかわいい由紀ちゃんは、船神輿のお世話係で。

今年は、ソニョーポリ定休日の水曜がちょうど祭りの日にあたり、念願の朝一番からの参加です。
祭りは朝から盛りだくさんの内容。神事や雅楽演奏などがあったり、恒例の楽しい準備体操があったり、酒に酔った獅子を退治するという物語の「お神楽舞」があったり・・・。その後「船神輿」・「乙女神輿」・「子供神輿」が、それぞれ村を練り歩き、夕暮れ時には男の人たちの担ぐ船神輿が、毎年恒例で、雪溶けの冷たい海を渡ります。

ところがこの日は、寒の戻りというくらい気温も低く、また、冬も長かったので海水もグッと低いはずです。見ているほうもドキドキしましたが、今年も無事、海を渡り切りました。すごいっ。声を出さなければ気絶しそうなくらい冷たい海だったそうです。体も冷え切って寒いでしょうに、成し遂げたみんなの顔は満足げで誇らしげでした。

こうして、ソニョーポリ前でも船神輿を丁寧に挙げて頂いたり、女性スタッフもみんな駆けつけてくれたり、賑やかなお祭りの一日になりました。

今年のお祭り参加者の心境はいろいろだったと思いますが、共通して心の中には、「がんばろう日本」というくっきりした思いがあることを感じることができたことも、とても印象的でした。神輿を担ぐ男の人たちの白いステテコには、日の丸が描かれ、祈りのメッセージが書かれ、みんながひとつになっていました。     (きょ)
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