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2009年4月

チョット!のお二人

2009年4月30日 木曜日

若葉はまぶしく、薫風心地よい季節。
さわやかな新緑に包まれて、テラスでの食事はいいものです。
気候のよいこの頃は、「テラス席で。」というご予約も増えてきました。

その気持ちのよいテラス席で、先日、双子でお笑いタレントをされているザ・タッチのお二人が、
パスタ3種を召し上がってゆかれました。
地元テレビ局の情報番組でソニョーポリが紹介されたときのことです。
少し前になりますが、4月11日放送の、FBCテレビの「イケてる福井」という番組です。

FBC1 FBC2テレビでご紹介いただくのは初めてだったのですが、テレビ収録というのは、ほんの数分間のために、大変な労力を費やすものなのだということを知りました。下見から準備、長時間にわたる撮影、演出。それも、意外なほど多くのスタッフの方々によって作られていくのでした。
何気なく見るテレビ。知らなかったけれど、大変な世界なのだなぁと、勉強になりました。

そして、どんな仕事も同じだなぁと思いました。
例えば、わたしたちのレストランも。
お客様がその一皿のお料理を召し上がるのは、ほんの数分間もしくは数十秒間かもしれません。
その一瞬のために、多くの人の手にかかる手間ひまは枚挙にいとまがありません。

ところで、ザ・タッチのそのお二人、実はとても礼儀正しい方々でした。
お笑いマニアのスタッフの由唯ちゃんとの写真撮影も快く受けてくださり、記念撮影も。
シャッターを切るたびに、お二人のお約束の「チョット!ちょっとちょっと」の決めゼリフとポーズを
大サービス。いい方達だ。

pasta-Fukuipoakちなみに、その日のパスタはこの3種。
○ 飯ダコういきょうスパゲッティーニ 飯ダコ墨ソース添え
○ ゴルゴンゾーラチーズタレッジョチーズミッレリーゲ ジャワペッパー風味
○ 福井ポークのスペアリブ春キャベツラグーソース リングイーネ(写真右)

そしてそのテレビ放送の翌朝から、その反響でちょっとした変化。村の諸先輩方から、いろいろお声をかけていただくことが増えたのでした。そんなことがちょっと嬉しい出来事だったりするのです。  (きょ)

雄島まつり

2009年4月23日 木曜日

oshima-matsuri1毎年4月20日に営まれる「雄島まつり」。
三国町安島(あんとう)に位置する雄島(おしま)のお祭りです。
この雄島は、姿も美しい神秘の島で、周辺の人から畏怖を込めて「神の島」とも言われています。
6世紀頃から存在していたという島の歴史も古く、信仰の拠点として崇められてきたそうです。
このお祭りも1200年以上の歴史があるのだと伺いました。

雄島に鎮座する大湊神社での大例祭は、男衆の「船神輿」・もんぺ姿の若い娘さん達の「乙女神輿」・ちびっこ達の「子供神輿」が、それぞれ神社を出て安島や東尋坊を練り歩きます。
未婚女性が担ぐ乙女神輿と、若衆が担ぐ船神輿の「海上の逢瀬(おうせ)」でも知られています。

そのお祭りを、昨年は、ランチの営業を終えてから、スタッフみんなで見物。
いつもは静かな雄島周辺に、祭り囃子と太鼓が響き、
船神輿を担ぐ男衆、祭りを見守る村の人たち、祭り見物の人々・・・・
その興奮と熱気に、すっかり酔ってしまい、「来年は、是非とも一緒に神輿に参加したい」と、シェフ。

そして今年。
村の方からのお誘いをいただいたこともあり、遅ればせながら、参加を決めました。
ソニョーポリ厨房の男衆3人と、おいしく美しい野菜づくりに取り組んでいる「横田農園」の横田くん、フレンチレストランで修業中の若き男子・宗一郎くんも加わり、ソニョーポリから5人が参加しました。

ランチの営業と片付け・掃除を済ますと、あっという間にはっぴ姿のお祭り男に変身して、
早速お神輿の現在地まで急行しました。
朝から参加の横田くんや宗一郎くんは、すでに酒と熱気に酔っていました。
もちろん、はっぴ姿の村の男性もみんな同じで、赤い顔をしています。
なじみの村の方々にご挨拶して、初めてのわらじの履き方を直して頂き、ついにお祭りデビュー。

 oshima-matsuri2 oshima-matsuri4
船神輿は、安島の家を一軒一軒まわっては祭りを祝うようでした。
夕方になる頃、男衆は、雄島の赤い橋を渡り、大湊神社本殿の急な石階段を神輿とともに上がって参拝し、5時ごろには、船神輿を担いだまま、冷たい春の海へと入ってゆきました。
わたしたち女方は着替えとタオルを持って、海に入る男衆を見守るだけです。
海から上がってきた、ずぶ濡れのみんなの顔は、寒そうだけど、なんとなく誇らしげ。

oshima-matsuri5その後も、神社に神輿を奉納する夜8時過ぎまで、「やれ、やんな」という掛け声とともに、延々と祭りは続きました。

海の神様に、祭りの一日を楽しんでもらって、航海安全と豊漁を祈願するという、この伝統行事。
楽しそうに誇らしげに神輿を担ぐ人々を見ていると、老いも若きもみんなみんなが、祭りに熱い思いを持っているのだなぁと、伝わってきます。

この日はみんな、さんざんお酒を飲んでいましたが、打ち上げ後、一足先に店に戻り、ひとり翌日の仕込みをするスタッフの谷本。ありがとうありがとう。
何はともあれ、みんな、お疲れ様。いい顔してましたよ。  (きょ)

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桜いっぱい

2009年4月11日 土曜日

わたしたちがこのお店を始める前、開店の準備をしていた頃、とても細い、50センチほどの苗木が、テラス席の下から、ひゅるっと生えていました。その苗木は、桜でした。近くの桜の種子を、風か、鳥や動物が運んだのでしょうか。
それがすくすくと育ち、私の背丈を追い抜き、更に伸びようとしていたので、昨年、シェフがそれをテラスの下から引き抜いて、テラス席の正面に植えました。

この春、その桜がつぼみを付け、花を咲かせてくれました。
ささやかながらも、しみじみと嬉しい出来事でした。


sakura1sakura2今、庭の桜が、枝もたわわに花を咲かせています。
一番大きなソメイヨシノは、ちょうど今が満開です。
その桜、昼はまぶしいくらいに元気に見えるのですが、夜になると、闇夜に浮かぶ淡い色がなんだか色っぽい。日本画の世界のような感じです。

ソニョーポリ前の通りの桜も、一斉に咲き始めました。
前を向いても後ろを向いても、美しい春を楽しませてくれます。   (きょ)

メープルプリン

2009年4月 9日 木曜日

近頃は、早起きが毎朝続きます。
晴れた日の早朝というのは、静かで美しい時間です。

先日は、朝もやの光が優しく美しい時間に、「おけら牧場」におじゃましました。
ソニョーポリからは、すぐ近くです。
約束の時間に伺うと、牧場主の山崎さんはまだお休みだったようで、
「ごめんごめん寝坊したー」とおっしゃりながら、
早朝の訪問にかかわらず、快く、わたしたちの用事を済ませてくださいました。

山崎さんは、牛の飼育や地鶏の養鶏、無農薬のお米や野菜、ブルーベリーなどを作りながら、
「安心安全の食」や「暮らしの農」について、いろいろな取り組みをなさっています。

cow1

cow2
cow&mencow3用事を済ませて、少し、牛小屋を見学。
ソニョーポリに届けていただく牛乳は、ここからやって来ます。
黒いのは和牛。子牛もいます。奥にはロバも。ジャージー牛は2頭。
前髪があるのがかわいい。いつもおいしい牛乳をありがとう。


その牛乳というのが、本当に美味しい。
ソニョーポリでは、その牛乳で、デザートやソースを作っています。
中でも、ソニョーポリの人気デザート「メープルプリン」は、
メープルシロップ100%のメープルシュガーとたっぷり卵、そして「おけら牧場」の牛乳で作ります。

pudding2実は、この「メープルプリン」、昨年はほとんど作らなかったのですが、
たくさんのお客様からご要望を頂き、再びメニューに登場しました。
今は、テイクアウトでお楽しみいただくこともできます。

濃厚な味わい、滑らかな舌ざわり、とろけるような美味しさ。
ソニョーポリおすすめのデザートのひとつです。   (きょ)

桜 さくら

2009年4月 4日 土曜日

sakura-tsubomi桜の淡い色が、あちらこちらで春を告げています。
このあたりの森では、山桜をよく見かけます。
普段は、そこに桜があることを知らないまま通り過ぎるのですが、
桜は美しい花を咲かせて、その存在をみんなに教えているような気がします。

ソニョーポリの庭にも、幾種類かの桜があります。
その中でも、一番大きなソメイヨシノが、ぽちんぽちんと咲き始めました。咲きそうでなかなか咲かなかった、思わせぶりなつぼみたちも、少しずつ開いてきました。

窓に映える桜の開花を楽しみにいらしたご夫妻も、
夜の闇に生えるたくさんのピンク色のつぼみと、いくつかの淡い花を楽しまれてゆきました。
この桜が満開になるのは、もうあと一週間ほどでしょうか。

sakura-dolceせめてお皿に桜を映して。
「桜のシフォンケーキ&桜のジェラート レンズ豆の煮込み添え」

桜の葉の香りと塩加減が絶妙のシフォンケーキに、ほんのりヨーグルト風味でさっぱりさせた桜のジェラートです。きび砂糖で仕上げたグリーンレンズ豆の煮込みを添えました。
桜を心待ちにする3月頃から、桜が散り終える4月中旬までの春のデザートです。  (きょ)